星のカーテンを選んだ理由|朝も夜も楽しめる、小さな展示

住める展示
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朝の光が少し入るカーテンを探していた

少し前に引っ越しをして、新しい部屋に合うカーテンを探していました。

以前使っていたのは、青いカーテン。

落ち着く色で気に入っていましたが、せっかく部屋も変わることだし、今回はもう少し明るい雰囲気にしてみたいと思っていました。

もうひとつ気になっていたのが、遮光性です。

しっかり光を遮ってくれるカーテンは便利ですが、朝になっても部屋が真っ暗だと、そのまま気持ちよく寝続けてしまいそう。

朝は、少しくらい外の光を感じたい。

そんなことを考えながら探していたときに目に留まったのが、星型に生地がくり抜かれたカーテンでした。

「なんか、いいかも。」

最初のきっかけは、そのくらいでした。

でも実際に使ってみると、昼と夜でまったく違う表情を見せてくれるカーテンでした。

今では、朝カーテンを見るのも、夜カーテンを閉めるのも、少し楽しみになっています。

星柄なのに、子どもっぽくなかった

「星のカーテン」と聞くと、少し子どもっぽいものを想像するかもしれません。

私も最初はそう思いました。

ところが、このカーテンは星がプリントされているのではなく、生地そのものが小さな星型にくり抜かれています。

遠くから見ると、かなりシンプル。

近づいたときに初めて「星なんだ」と分かるくらいの存在感です。

星型に生地がくり抜かれたレース一体型のカーテンを近くから見たところ
近づくと、生地が星の形にくり抜かれているのが分かります

いわゆる姫系のインテリアにも寄りすぎず、個性的だけれど主張が強すぎない。

そこが気に入りました。

私の部屋は、壁紙も含めて白っぽい色を中心にしています。

選んだカーテンの商品上のカラー表記は「ライトベージュ」。

実際に掛けてみると、手前の白いレースと重なることもあって、私にはアイボリーに近い柔らかな色に見えます。

白い壁とも自然に馴染みました。

色そのものが目立つというより、部屋全体の明るさを邪魔しない感じです。

レースとカーテンが一体になっている

もうひとつ変わっているのが、レースと厚手のカーテンが一体になっているところ。

通常ならレースカーテンと厚手のカーテンを別々に掛けますが、これは二枚が一緒に縫われています。

そのため、カーテンレールは一本で済みます。

レースカーテンを別に買わなくてもいいので、その点では少し経済的だったのかもしれません。

サイズも1cm単位でオーダーでき、私は幅110cm、丈195cmで注文しました。

窓に合わせて細かく指定できるのも、購入の決め手のひとつでした。

昼は、星が光になる

昼間に見ると、このカーテンはかなり穏やかです。

星型の穴から入った光が、手前のレースにほんのり映ります。

星がくっきり投影されるというより、柔らかな光の粒が浮かぶような感じ。

カーテン全体も明るい色なので、部屋の雰囲気まで少し柔らかくなります。

遮光しすぎないところも、私には合っていました。

朝になると自然に部屋が明るくなるので、目を閉じていても「もう朝なんだな」となんとなく分かります。

朝の光が星型の穴を通って、カーテンに小さな星が浮かんでいる寝室
朝、目が覚めたときの眺め

もちろん、疲れている日や夜更かしした翌日は、その光にも気付かずぐっすり寝ています。

逆に元気な日は、朝の明るさで少し早めに目が覚めて、そのまま朝の時間を楽しむことも。

強制的に起こされるわけではない。

でも、外の時間と部屋の中が完全には切り離されていない。

そのくらいが私にはちょうどいいようです。

朝は、宮原眼科のリボンを結ぶ

カーテンを開けるときは、手前のレースを残して、厚手の生地だけをまとめています。

そこで使っているのが、お気に入りのリボン。

台湾旅行で訪れた宮原眼科で買ったものです。

カーテンごとに違う色や柄のリボンを使っています。

実用品として考えれば、普通のタッセルでも十分。

でも、朝カーテンを開けて、その日の窓のリボンを結ぶ。

それだけで、ほんの少し気分が上がります。

大げさなことではありません。

朝から「幸せ!」となるほどでもありません。

でも、

「これ、やっぱりかわいいな。」

くらいの小さな満足は、毎日あります。

そういうものが部屋の中にいくつかあるのは、悪くないと思っています。

夜は、小さなプラネタリウムになる

そして、このカーテンで一番好きなのが夜です。

部屋の照明を消すと、昼とは景色が一変します。

外灯などの光が、星型の穴から部屋の中へ入ってくるからです。

真っ暗ではない。

でも、照明をつけているほど明るくもない。

壁やレースの上に、小さな光がぽつぽつと現れます。

私はこれを勝手に、小さなプラネタリウムだと思っています。

照明を消したあとの窓。だいたい、こんな見え方です。

私は、寝るときは基本的に部屋を暗くしたいタイプです。

常夜灯でも、寝るには少し明るいと感じてしまいます。

一方、このカーテンから入ってくる光は、部屋を照らすほどではありません。

あくまで外から漏れてくる光。

それが星型になって入ってくるだけです。

この、

暗すぎず、明るすぎない。

という加減がとても好きです。

電気を消して星が浮かぶと、

「はい、今日はもう寝ますよ。」

と、気持ちまで少し切り替わります。

カーテンが寝るためのスイッチになるとは、買ったときには思っていませんでした。

初めて電気を消した夜

引っ越して、この部屋で初めて眠った夜。

新しい家というだけでも少し落ち着かず、なんとなくソワソワしていました。

そこで照明を消してみると、今までの部屋にはなかった景色が現れました。

照明を消した部屋のカーテンに、星型の光がいくつも浮かんでいる様子
近づくと、光が星の形をしているのが分かります。

外から入る、ただの光。

それなのに、星型の穴を通るだけで妙に幻想的に見える。

「おお……」

たぶん、そんな感じだったと思います。

特別な照明を仕込んでいるわけでもない。

プロジェクターでもない。

ただカーテンに小さな穴が開いているだけ。

それでも、毎晩見る景色としては十分に面白いものでした。

買ったあとも、ときどき星を見ながら、

「これ、良いもの買ったな。」

とニヤニヤしています。

夜の星を眺めていると、ときどき実家の庭を思い出します。

冬の夜。

空気が冷たくて、辺りは静か。

田舎なので、空を見上げるとたくさんの星が見えます。

このカーテンの星と、本物の満天の星空が似ているわけではありません。

規模が違いすぎます。

それでも、

夜の静けさだったり、

暗いところに小さな光が浮かぶ感じだったり、

何もせずに眺めている時間だったり。

そこから連想する空気は、少し似ています。

「心が洗われる」と言ってしまうと、ちょっと立派すぎる気もします。

でも、日中あれこれ考えていた頭が、少し静かになる。

私にとっては、そのくらいの感覚です。

使ってみて気になったところ

気に入っているカーテンですが、誰にでもおすすめできるとは限りません。

外からの視線が気になる環境では注意

レース部分は、一般的なしっかりしたミラーレースなどと比べると、少し心もとなく感じる人もいると思います。

私自身は今のところ困っていませんが、窓のすぐ近くに隣の建物がある場合などは、外からどの程度見えるか確認した方がよさそうです。

「絶対に外から見えたくない」という環境なら、向き不向きがあります。

完全遮光を求める人には向かないかも

星型にくり抜かれているので、当然そこから光が入ります。

私はむしろ、それが目的で選びました。

ただ、昼間でも真っ暗にして眠りたい人や、外光を完全に遮りたい人には向かないと思います。

私は「朝がわかるくらい」が好き。

ここは完全に好みです。

レースと厚手のカーテンが一体になっているので、レースだけ別のものに交換したい場合には自由度が下がります。

一方で、私はレール一本で済んで見た目もまとまりやすいところを気に入っています。

便利さと自由度のどちらを取るか、というところでしょうか。

洗濯については、まだ長期間使っているわけではないので評価保留。

……というか、まだ洗っていません。

年に一度くらいでいいのではないか、と考えているズボラ派です。

このあたりは今後、実際に洗濯したら追記したいと思います。

全部の窓を星にしなかった理由

気に入ったなら全部同じ星のカーテンでもよさそうですが、キッチン側の窓だけは、あえて星型なしにしています。

これは結構気に入っている選択です。

部屋の色は白っぽく揃えていますが、全部を同じにする必要はないと思っています。

星がある場所と、ない場所。

少し違いがある方が、星のある窓を見たときにちゃんと印象に残ります。

統一感は欲しい。

でも、均一にはしたくない。

今のところ、そのくらいのバランスが好きです。

私にとっての「住める展示」

美術館に行くと、作品そのものだけではなく、展示されている空間まで含めて好きになることがあります。

壁の色。

光。

作品同士の距離。

静けさ。

そういうもの全部が合わさって、その場所の景色になります。

家も少し似ていると思っています。

もちろん、自宅は美術館ではありません。

料理もするし、洗濯物もある。

生活感だってあります。

それでも、毎日必ず見る景色を、少しだけ好きなものにすることはできます。

朝、星を通った光を見る。

カーテンを開けて、旅先で買ったリボンを結ぶ。

夜になったらカーテンを閉める。

照明を消すと、小さな星が現れる。

ひとつひとつは、本当に些細なことです。

でも、こういう景色の積み重ねが、私にとっての「住める展示」なのだと思っています。

この星のカーテンは、そのひとつです。

今回選んだカーテン

今回購入したのは、楽天市場で見つけたレース一体型のオーダーカーテンです。

私が選んだのは、ライトベージュの星型抜きあり

オーダーなので、注文前に窓とカーテンレールを測っておくと安心です。

なお、商品名は「姫系」「子供部屋」として売られていますが、実物はもっと落ち着いた印象です。

まとめ

毎日見るものだから、

「この景色が好き。」

と思えることも、私には大切でした。

朝は、柔らかな光が入る。

昼は、レースに小さな星が浮かぶ。

夜は、照明を消すと小さなプラネタリウムになる。

カーテンひとつで生活が劇的に変わったわけではありません。

それでも、朝と夜に好きな景色がひとつずつ増えました。

今日もまた、星を閉めて眠ります。

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