重い靴は疲れにくい?
「重い靴は疲れにくい」
昔、そんな話を聞いたことがあります。
革靴に限った話ではなく、靴全般についての話だったと思います。
一般的には、軽い靴の方が疲れにくいという印象がありますが、私はこの言葉に妙に納得しています。
もちろん、重ければ重いほど良いという話ではありません。
ただ、実際に履いていて「重いけれど疲れにくい」と感じる靴があります。
ドクターマーチンの3ホールシューズです。
2015年に購入してから、気づけば11年。
つま先はギャリギャリ、かかとはペロリン。
それでも、まだまだ現役です。
2015年|チェリーレッドの3ホールを購入
2015年、ドクターマーチンの定番モデル「1461」を購入しました。
色はチェリーレッド。紐穴が3つの、短いタイプです。
ちなみに、18年履いているHARUTAの靴と同じお店で買ったものです。
当時の写真を見返してみると、同じ靴の写真が何枚も残っていました。
おそらく、よほど嬉しかったのでしょう。
新品の頃は、革もつま先もピカピカ。

チェリーレッドの色味も美しく、いかにも新品の革靴といった佇まいです。
ちなみに、履き始めに靴擦れをしたかどうかは覚えていません。
革靴なので、おそらく多少は苦労したのではないかと思いますが……。
記憶にござらん。
11年前のことです。ご容赦ください。
街へ、旅へ、ときどき山へ
購入してからというもの、この靴はいろいろな場所へ連れていきました。
普段の街歩きはもちろん、旅行にもよく履いていきました。
昔の写真を見返すと、京都旅行にも登場しています。
浴衣に合わせて履いたこともありました。
浴衣にドクターマーチン。
なかなか自由な組み合わせですが、当時の私は気に入っていたようです。
そして、ときには山へも。
といっても、本格的な登山ではなく低山です。

もちろん、登山用に購入した靴ではありませんし、登山靴としておすすめするつもりもありません。
雨でぬかるんだ山道を、この靴で登ったわけでもありません。
ただ、岩や地面にぶつけながら歩いた結果、つま先には立派な傷がつきました。
ギャリギャリです。
今となっては、いつどこでついた傷なのか、ひとつひとつ思い出すことはできません。
それでも、いろいろな場所を歩いてきたことだけは確かです。
2026年|11年経った現在の姿
さて、11年後。
現在のドクターマーチンがこちらです。
つま先は、なかなかの惨状。

革の表面が大きく擦れ、購入当時のピカピカした姿は見る影もありません。
かかとの内側も、少しペロリンとしています。
これは靴べらを使わずに履いてきた結果だと思われます。
心当たりしかありません。
靴底も、当然ながら摩耗しています。
ただし、今のところ大きく剥がれたり、穴が開いたりはしていません。

靴底の交換も、一度もしていません。
ここでひとつ補足しておきます。
11年間、毎日履き続けたわけではありません。
ほかの靴と使い分けながら、長く履いてきた一足です。
最近はHARUTAの靴を履く機会の方が多くなりました。
それでも、このドクターマーチンも現役です。
11年履いて感じること
重いけれど、疲れにくい
ドクターマーチンは重いです。
手に持ってみると、なかなかの重量感があります。
ところが、私の場合は長時間歩いても不思議と疲れにくいのです。
購入した頃から現在まで、この感覚は変わっていません。
旅行や街歩きなど、長い距離を歩く日にも履いてきました。
もちろん、靴の重さそのものが疲労を軽減しているとは限りません。
足との相性や靴の形など、いろいろな要素が関係しているのだと思います。
あくまで私個人の使用感ですが、重いから疲れるとは限らないようです。
少なくとも、私の足にとっては。
雨が染みない
もうひとつ、気に入っているところがあります。
雨が染みないことです。
これまで雨の日にも何度となく履いてきましたが、私の経験では、靴の中まで水が染みてきたことがありません。
11年経った現在も、その点は頼もしく感じています。
ただし、これは防水性能を保証するものではありません。
大雨の中を長時間歩いた場合など、条件によっては違う結果になると思います。
それでも、私がこれまで遭遇した雨には、よく耐えてくれました。
お手入れは、あまりしていない
ここまで長く履いていると、さぞ丁寧にお手入れをしているのだろうと思われるかもしれません。
残念ながら、そんなことはありません。
革のお手入れは、あまりしてきませんでした。
靴べらも使わず、つま先をぶつけ、ときには山にまで連れていく。
なかなか雑な扱いです。
当然、その結果が現在の姿に表れています。
つま先の傷も、かかとの傷みも、決しておすすめできるものではありません。
「手入れをしなくても11年履ける」という話ではなく、**「あまり手入れをしてこなかった靴が、今こうなっている」**という記録です。
これからも履くつもりなので、そろそろ革のお手入れくらいは考えたいところです。
考えるだけで終わらないことを願います。
11年使った靴として、購入を考えている人へ
ドクターマーチンの1461は、定番モデルとして長く販売されている靴です。
私が購入したのは2015年。
現在販売されているものとは、細かな仕様や価格が異なる可能性があります。
いま売られているものを見てみました。
そのうえで、11年間使ってきた感想をまとめておきます。
良かったところ
- 重いのに、長時間歩いても疲れにくい。
- 雨の日に、靴の中まで染みたことがない。
- 11年たっても、まだ履ける。
気になるところ
- 手に持つと、やはり重いです。
- 革靴なので、履き始めの硬さが気になる人もいると思います。
- つま先やかかとは、使い方やお手入れ次第で傷みます。
- 靴底の交換は未経験のため、その点については分かりません。
新品の頃と現在の写真を並べてみると、11年間の変化がよく分かります。
きれいな状態を長く保ちたい方には、日頃のお手入れをおすすめしたいところです。
私の靴は、経年変化というより、もはや使用履歴の展示です。
購入を検討している方には、新品の姿だけでなく、長く使った一例として見ていただければと思います。
まだまだ現役
2015年。
新品の靴が嬉しくて、何枚も写真を撮ったらしい。
2026年。
つま先はギャリギャリ、かかとはペロリン。
ずいぶん姿が変わりました。
それでも、今なお履いています。
11年という時間は長いものです。
その間に、いろいろな場所へ行き、いろいろな景色を見てきました。
もちろん、靴がすべてを覚えているわけではありません。
けれど、残った傷を見ると、よく歩いたものだと思います。
今はHARUTAの方が出番は多いですが、これからも街歩きや旅行に連れていきたいと思っています。
そろそろ靴べらくらいは使おうか。
いや、使わない。
11年目のドクターマーチン。つま先はギャリギャリですが、まだまだ現役です。


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