「今日はもう、作りたくない」
料理は、嫌いではありません。
桃をカルダモンと一緒にコンポートにしてみたり、そこからブラマンジェを作ってみたり。
やる日は、結構やります。
一方で、
「今日はもう、何も作りたくない。」
という日も普通にあります。
一人暮らしなので、「自分しか食べないんだから、もう何でもいいのでは?」となる日もあれば、「いや、健康のためにちゃんと食べよう!」となる日もある。
仕事の忙しさや、その日の気力によって行ったり来たりしています。
仕事から帰ってきて、作り置きのおかずもない。
もう一度外へ出て食べに行くのも面倒。
雨なんて降っていたら、なおさらです。
でも、お腹は空いている。
何かは食べなければならない。
そんな日のために、調理せず、火も使わず、簡単に食べられるものをいくつか置いています。
冷凍食品も便利ですが、我が家の冷凍庫はいただきものなどでパンパンになりがち。
そこでありがたいのが、常温保存できる食べものです。
常温で置けるものは、これまでもいくつか試してきました。
サバ缶の味噌煮。一人暮らしだと魚の煮物なんて作らないし、定番だし良いかも、と思って買いました。
ところが食べてみると、冷静に、そんなに好きではありませんでした。
シーチキン缶。白米にのせて、マヨネーズと味の素。気分で刻み海苔や醤油を足す。
元気な日にさっとかき込むなら、これがけっこうおいしい。
ただ、疲れて帰った日の夕飯になると、どうも「ご飯」という感じがしない。
なんだか少しわびしくなります。
まずいわけではない。ただ、なんか違う。
そんなときに見つけたのが、コストコの「いなば食品 カレー缶 アソート」でした。
白米だけは炊いてあることが多い我が家。
ご飯さえあれば、あとは缶を開けるだけです。
コストコで見つけた、10缶入りのカレー
私が購入したのは、いなば食品 カレー缶 アソート 115g×10缶。
グリーンカレーとバターチキンカレーが5缶ずつ入っています。
2026年8月の購入時で1,698円だったので、単純計算すると1缶あたり約170円。
115gなので、一つひとつの缶は小さめです。
とはいえ10缶並べると、なかなかの存在感。
それでも冷蔵庫や冷凍庫のスペースを使わず、棚に置いておけるのがありがたいところです。
私が購入したものは、賞味期限が2年半ほど先まで残っていました。
しかも温めなくても食べられるので、
「今日は無理。」
という日の保険として、かなり優秀でした。
初めて購入したセットですが、これはなくなったら補充したい。
早くもリピート候補です。
いちばん好きなのは、グリーンカレー
2種類入っていますが、私は断然グリーンカレー派。
まず、ちゃんと辛いです。
「ちょっとピリ辛」というより、思っていた以上にしっかり辛い。
私は辛いものが好きなので、このくらいが好みでした。
スパイスの香りもあり、ココナッツミルク系の風味も感じます。
缶を開けた瞬間から、ちゃんとグリーンカレー。
具材の鶏肉も思っていたより大きめで、「缶詰だからこんなものかな」という物足りなさはあまり感じませんでした。
一方で、味はかなりしっかりしています。
私には、少し塩気が強め。
ごはんにかけて、ちょうどいいくらいの濃さです。
濃い味が好きな人なら気にならないと思いますが、薄味が好きな方には強いかもしれません。
辛さもしっかりしているので、ご飯が進む。
暑さで食欲が落ちる日ほど、このスパイシーさにそそられます。
バターチキンは、少しマイルド
もうひとつ入っているのが、バターチキンカレー。
グリーンカレーと比べると、辛さはややマイルドです。
とはいえ、子ども向けの甘いカレーという感じではありません。
こちらも味はしっかりめ。
私には、やはり少し塩気が強く感じられました。
正直なところ、グリーンカレーほど強い印象は残っていません。
10缶セットを買うと、
グリーンカレーから先に減っていきます。
じゃあバターチキンはいらないのかというと、それも少し違う。
グリーンカレーばかり10缶だと、それはそれで途中で飽きそう。
たまに違う味が挟まるくらいが、ちょうどいいのかもしれません。
単品で積極的に買うかと言われると悩みますが、アソートに入っている分には嬉しい。
そんな立ち位置です。
一人暮らしには、115gがちょうどいい
115gという量は、人によっては少なく感じると思います。
特に、カレーをたっぷりかけたい人には物足りないかもしれません。
普段は白米と合わせていて、だいたいご飯180gくらい。
グリーンカレーを食べるたびに「これ、ジャスミン米で食べたいな」と思うのですが、まだ試せていません。
私には、この小ささがむしろ便利でした。
一缶で食べ切れる。
開封後の保存を考えなくていい。
大鍋でカレーを作ったときのように、何日もカレーを食べ続けなくていい。
白米180gくらいと合わせれば、一食分としてちょうどいい量です。
ちょっと元気があれば、目玉焼きを追加
何も作りたくない日は、
白米+カレー。
以上。
少し元気がある日は、目玉焼きを焼きます。
黄身を崩してカレーと合わせると、辛さと塩気が少しまろやかになります。

さらに余力があれば、冷蔵庫にあるものを一品。
ミニトマトでもあれば嬉しい。
ただし、
「野菜がないから今日はカレーを食べるのをやめよう」
とはしません。
そこは潔く。
食べ終わったあとの食器も少ないので、食洗機へ。
こうして「何も作りたくない日の夕食」が終了します。
サバ缶やシーチキンでは埋まらなかった違和感が、カレーで埋まりました。
「常温で置ける」が、とにかく強い
冷凍食品も便利です。
でも、冷凍庫には物理的な限界があります。
少し前の記事で、いただきものは意外と冷凍できるぞ!と喜んでいました。
野菜や果物を、
「これも冷凍できる!」
と保存していった結果。
冷凍庫がパンパンです。
そんな我が家にとって、常温保存できるカレー缶はありがたい存在。
棚に置いておけばいい。
買い物へ行けない日。
買い物へ行きたくない日。
何も作りたくない日。
どの日にも、棚を開ければあります。
パックご飯も常温なので、組み合わせればカレー缶+パックご飯。
棚を開けるだけで、本当に何も作らず一食が完成します。
賞味期限も長いので、普段食べながら補充していけば、ローリングストックにも使いやすそうです。
「非常時のためだけの食料」として眠らせておくのではなく、普段から食べているものが、そのままストックになる。
私はこの形が好きです。
調べていたら、知らないカレーが大量にいた
ここまでなら、
「コストコで買ったカレー缶、便利でした。」
で終わるはずでした。
ところが、なくなったら買い足そうと調べていたら、ほかにも種類があるではありませんか。
……6種類?
私が食べているのは、グリーンカレーとバターチキンの2種類だけです。
ところが!
グリーンカレーにもチキンとツナがある。
え、2種類あるの?
さらにイエローカレー、ビーフ、シーフード……。
シーフード?
知らなかった。
急に気になってきました。
まだ食べていません。
なので「おすすめです」とは言えません。
ただ、
食べたい。
ビーフも気になる。
シーフードも気になる。
グリーンカレーの食べ比べもしてみたい。
常温ストックを補充するだけだったはずなのに、どうやら次は食べ比べが始まりそうです。
気になっているのは、この6種24缶セットです。
元気な日の自分だけを基準にしない
桃をゆっくり煮る日があります。
ブラマンジェまで作る日もあります。
その翌日に、
「今日は缶を開けるだけでいい。」
となることもあります。
どちらも普通にあります。
毎日きちんと料理できれば、それはそれで素敵です。
でも、疲れて帰ってきたときに、
「夕飯どうしよう」
とゼロから考えなくて済む。
棚を開ければ、とりあえず食べられるものがある。
常温ストックは、手抜きというより、
元気のない日の自分を少し助けてくれるもの
なのかもしれません。
いなばのカレー缶は、我が家ではそのひとつになりました。
今日は、缶を開けるだけ
「今日はもう何も作りたくない。」
そんな日に、棚を開ければカレーがある。
それだけで、夕飯を考えるハードルが少し下がります。
冷蔵庫も冷凍庫も使わず、常温で置いておけるのも、我が家にはちょうどいい。
グリーンカレーはしっかり辛くて、私には少ししょっぱい。
バターチキンはもう少しマイルド。
完璧ではないけれど、だからこそ普段のストックとして気楽に食べています。


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