「牧師」しか覚えてなかった|8年前のストレングスファインダーを見返した

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2018年ごろ、身近な人から何度か言われていたことがあります。

「苦手を克服することに労力を使うより、得意なものを伸ばした方がいい」

当時の私には、かなり信じられない考え方でした。

苦手なものは克服するもの。

できないことがあるなら、できるようになるまで頑張るもの。

そんなふうに思っていたからです。

ただ、その頃はキャリアについても少し悩んでいました。

そこで勧められたのが、ストレングスファインダー。

自分の強みを知るための診断らしい。

本も買いました。

なんか、高かった記憶があります。

試しにやってみました。

そして。

詳しい結果は、ほとんど忘れました。

本も、その後メルカリで売りました。

なのに、なぜかひとつだけ妙に残っている。

向いている職業に「牧師」があった気がする。

日本だよここー。

値段高い割に、牧師かぁ……。

そんな感想だけが、ずっと記憶に残っていました。

ちなみに今回、公式レポートを見返してみても、職業名の記載はありませんでした。

なので「牧師」は、当時買った本の説明に書いてあったのかもしれません。

あるいは、別の何かと記憶が混ざっている可能性もあります。

8年も経つと、記憶はだいぶ自由です。

8年ぶりに結果を発掘しました

ふと思い出して、Gallupのアカウントにログインしてみました。

まだ残っていました。

2018年の私の結果。

上位5資質は、

  1. 回復志向
  2. 運命思考
  3. 適応性
  4. 調和性
  5. 収集心

でした。

当時はたぶん、

「ふーん」

くらいだったと思います。

牧師の方がインパクトあった。

でも8年後の今、改めて説明を読んでみると、

あれ。思ったより心当たりあるぞ。

となりました。

こういう診断って、占いみたいなものでは?

誰にでも当てはまりそうなことを書いているだけでは?

そんな気持ちは今も少しあります。

でも、妙に具体的なところもある。

せっかくなので、今の自分でひとつずつ見直してみました。

1位・回復志向|当たり前にやりすぎて、逆に分からない

回復志向は、問題を見つけて、原因を探り、解決策を考えて改善していくような資質らしいです。

これを読んでも最初は、

?????

でした。

自分では特別に「問題解決が得意」と思ったことがありません。

でも、生活を振り返ると少し見えてきました。

食器洗いが面倒。

食洗機を入れる。

暗い部屋に帰るのが嫌。

人感センサー電球にする。

クローゼットがなんとなく気になる。

屏風っぽくできないか考える。

トイレが殺風景。

展示空間にしようとする。

考えてみれば私は、

「なんか不便」
「なんか惜しい」
「ここ、もう少しどうにかならない?」

を見つけると、そのままにしておくより、何かしら直そうとすることが多いようです。

ブログも似ています。

タイトルが気になる。

写真が気になる。

カテゴリが気になる。

記事の在庫がない。

そのたびに、

むむむ?

となって、改善策を探しています。

つまり回復志向とは、

暮らしの「むむむ?」を拾って直すこと

なのかもしれない。

そう考えると、心当たりがないのではなく、

当たり前にやりすぎていて、強みだと思っていなかった

だけなのかもしれません。

2位・運命思考|これは昔からかなり当たっている

ここは読んだ瞬間、

あ、これは分かる。

となりました。

運命思考は、物事にはつながりがあり、出来事には意味があると考える傾向として説明されています。

私は中学生の頃から、

偶然はなくて、すべて必然

だと思っています。

人生は、物語のストーリーみたいだとも思う。

その時には意味が分からなかった出来事が、

何年か経ってから、

「あれがここにつながっていたのか」

と伏線みたいに見えることがあります。

ただ、これは格好いい人生哲学というだけではありません。

中学生の頃は、色々しんどいこともありました。

だから、

「これはただ辛いだけの出来事ではない」

と思いたかった。

今は分からなくても、いつか何かにつながる。

そう考えることが、少し自分の心を守るための呪文にもなっていました。

今でもその感覚は残っています。

ストレングスファインダーを受けるより、ずっと前から。

ここは8年前どころか、かなり昔から変わっていないところでした。

3位・適応性|これは今も少し分からない

適応性については、今読んでも少しピンときません。

その瞬間を生きる。

状況に合わせて変える。

予定外のことにも対応する。

そんな資質として説明されています。

でも、

「私は適応性が高いです!」

という自覚はあまりない。

説明もちょっと抽象的に感じます。

ただ、最近の自分を見ていると、

「雨で湿気が気になるから、今日はクローゼットの施工をやめよう」

となったら、

「じゃあトイレの展示計画を進めよう」

と、別の作業へ切り替えたりはします。

予定通りに進めることより、

その時点で現実的な方へ組み替える

ことは、確かに多いのかもしれません。

……が。

ここは今も、

保留。

無理に「当たってます!」とは言わないでおきます。

4位・調和性|たぶん、これもある

調和性は、無用な対立を避けながら、現実的な解決策や共通点を探す傾向として説明されています。

これも自分では、

「そうかな?」

くらい。

ただ、争うことそのものが目的になるのは苦手です。

揉めたときに気になるのは、

「で、どう収める?」

の方。

もちろん、なんでも波風を立てず我慢するという意味ではありません。

一線を越えたと思えば言います。

でも、言った先には着地点が欲しい。

勝ち負けを決めたいというより、

最終的にどう落とすか

を考える方ではあります。

これが調和性なのだとしたら、確かに少し心当たりがあります。

5位・収集心|これは心当たりしかない

収集心。

最初は、

「物を集める趣味、そんなにないけどな」

と思いました。

でも説明を読むと、集めるのは物だけではないらしい。

情報。

書籍。

事実。

アイデア。

気になったことを調べ、集めていく傾向も含まれるようです。

それなら、

心当たりしかない。

気になったら調べる。

調べ始めると、枝が増える。

言葉の由来。

昔の記憶。

地名。

郷土史。

科学。

美術。

知らない業界の人と話すのも好きです。

「その仕事って、実際どうなの?」

「業界では普通だけど、外から見ると変なことってある?」

みたいな話は面白い。

何かを体系的に収集しているというより、

好奇心のまま掘っている

という感覚の方が近いです。

しかもレポートには、読んだ内容をそのまま信じ込まず、疑問があれば別の情報を調べて検証することがある、という内容までありました。

これはもう、

はい。

です。

8年前の私より、今の私の方がよく分かる資質かもしれません。

占いみたいだと思っていたけれど

こういう診断は、今でも全面的に信じているわけではありません。

読めば誰にでも当てはまる部分もあると思います。

でも8年ぶりに見返してみると、

昔から変わっていないもの。

自分では普通すぎて気づいていなかったもの。

今もよく分からないもの。

いろいろ混ざっていました。

全部当たっているわけではない。

だからこそ、逆に面白い。

診断結果を「これが私です」と受け取るより、

「今の自分から見ると、これはどうだろう」

と考える材料くらいが、私にはちょうどいいのかもしれません。

8年前の自分を、今の自分で読む

当時は、

「苦手を克服するより、得意を伸ばす」

という考え方自体が、私にはかなり新鮮でした。

今でも、苦手を全部放置していいとは思っていません。

でも、

自分では普通だと思っていることの中に、

案外「得意」が隠れている。

それは8年前より、少し分かるようになった気がします。

8年前に受けた診断を、今の自分で読み直してみると、

ちょっとした定点観測になりました。

8年前の私は、この結果をどう読んでいたんだろう。

少なくとも今より、

「牧師」

に気を取られていたことだけは確かです。

追記:本、ありました

この記事を書いたあと、実家に本がありました。

メルカリで売ったと思っていたのは、私の記憶違いでした。

やはり記憶は、だいぶ自由です。

ちなみにこの本には診断用のアクセスコードが付いていますが、1回しか使えません。

中古だと、すでに使われていることがあります。

これから受けるなら、新品を買うか、Gallupのサイトで直接コードを買うほうが確実です。

なお、私が買ったのは2017年の「新版」(トム・ラス著)です。今は2023年の「最新版」が出ています。

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