はじめに
映画『かもめ食堂』を観ると、カルダモン入りのシナモンロールが食べたくなります。

パン屋を巡っても見つかりませんでした。
「ないなら作ろう!」と思い、勢いでカルダモンを買いました。
……でも。
パン作りは思った以上に大変。
以前、普通のシナモンロールを作ったとき、生地の扱いに苦戦したこともあり、結局カルダモン入りのシナモンロールは作らずじまいでした。
気付けばカルダモンだけが残り、「このまま賞味期限を迎えるのはもったいない」と、いろいろな使い道を探し始めました。
そこで毎年作るようになったのが、このカルダモン入りコーヒーゼリーです。
なぜコーヒーゼリー?
私は、1日に何杯も飲むほどにコーヒーが大好きです。
でも、何杯も飲むと、お腹がちゃぽちゃぽになってしまいます。
「それならコーヒーゼリーにして楽しもう。」
そう思ったのも、このレシピが生まれた理由のひとつです。
市販のコーヒーゼリーは、甘すぎることも多く、自分好みのゼリーになかなか出会えません。
購入しては、「違ったなぁ…」とちょっぴり残念な気持ちに。
自分で作れば甘さを自分好みに仕上げられます。
夏になると、不思議と食べたくなる定番のおやつです。
なぜカルダモン?
最初は、余ったカルダモンを使い切るためでした。
検索してもチャイやカレー以外の活用法があまり見つからず、「もっと気軽に使えないかな」と試してみたのが始まりです。
実際に入れてみると、カルダモンはコーヒーの香りに負けません。
それでいて主張しすぎず、苦味や香ばしさと自然に調和します。
かっこいい大人になったような気分に浸れる香りです。
私にとってカルダモンは、夏の始まりを思い出させるスパイスです。
その後、カルダモンサワーや桃のコンポートにも使うようになりました。
レシピ
材料(4〜5人分)
- コーヒー 500ml
- ゼラチン 8〜10g(少し硬めがおすすめ)
- カルダモン(ホール) 3〜5粒
- 砂糖 お好みで
- 牛乳やコーヒーフレッシュ(なくてもOK)
※ドリップコーヒーでも、インスタントコーヒーでも美味しく作れます。

作り方
- カルダモンは包丁やキッチンバサミで軽く割ります。中の種が少し見えるくらいで十分です。
- コーヒーポットにカルダモンを入れ、コーヒーをドリップします。
- 温かいうちに砂糖と粉ゼラチンを加え、静かに混ぜます。泡立てないようにすると、仕上がりがきれいです。
- 茶こしなどでカルダモンをこしながら、ゼリーカップへ注ぎます。
- 粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やし固めます。
- お好みで牛乳やコーヒーフレッシュをかけて完成です。
私はよく、100円ショップの使い捨てゼリーカップを使います。洗い物が少なくなるし、ちょっとしたおすそ分けにも便利です。

私のこだわり
ゼラチンは少し多めに入れて、やや硬めに固めています。
子どもの頃に母が作ってくれたコーヒーゼリーを思い出すから。
コープで売っていた「コーヒーゼリーの素」だったと思いますが、お湯で溶かして固めるだけなのに、しっかりとした食べごたえがありました。
その懐かしい食感が、今でも私の基準です。
おすすめのアレンジ
素のままでも美味しいのですが、その日の気分で
牛乳をかける

牛乳×ザラメ

ホイップクリーム

ホイップクリーム×カラースプレー×アラザン

などで楽しんでいます。
どのアレンジも、カルダモンの香りを邪魔せず、コーヒーの苦味をやさしく包み込んでくれます。
ちなみに、このアラザンをめぐって、会社でちょっとした騒動がありました。その話はアラザンなのか、仁丹なのか。に書いています。

こんな人におすすめ
- カルダモンが余っている
- 甘すぎるスイーツは少し苦手
- コーヒーが好き
- 夏のおやつを探している
- スパイスの新しい使い道を知りたい
まとめ
カルダモンを使い切るために始めたコーヒーゼリー。
今では、夏になると自然と思い出す定番のおやつになりました。
冷蔵庫を開けて、手作りのコーヒーゼリーが並んでいる。
それだけで少し幸せな気持ちになります。
私にとってカルダモン入りのコーヒーゼリーは、
「今年も夏が来たな。」
そう感じさせてくれる、小さな季節の楽しみです。


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